春休み中に英語でスタートダッシュする!
小学校の卒業式は,なぜか無駄に早い時期に行われます。
卒業した解放感で,毎日ゲーム三昧,なんて卒業生も多いかもしれません。
ところが,中学に入った途端,部活が始まり,体力もまだないのに中3の練習についていかなければならず,新たな交友関係も築く必要もあり,さらにはテストで突然順位をつけられ,疲労困ぱいします。
ぜひ,小学校を卒業してから中学入学までの長い長い春休み(夏休みと同じくらい長いのに宿題もありません)を活用して,スムーズに中学生活に馴染んでいけるとよいと思います。
とりわけ,中1で英語の本格的な学習が始まります。英語は最小限の努力で結果を出せる教科ですし,最初のテストで100点が最も取りやすい教科でもありますので,しっかりと準備をして,自信をつけられたら,その後の中学生活にもよい影響があるはずです。
小6春休みの英語の勉強
中学校と小学校の科目で違うものの一つが英語です。小学校でも少しは教えてもらっていたとは思いますが,評価されることはありませんでした。また,会話中心でほぼ単語のつづりなども対して,中学では英語も通信簿で評価をされます。
さて,新中学1年生が春休みの間にできる勉強を考えみたいと思います。
まず,小学校の英語の授業と最も違う点は,「書く」「文法」に重点が置かれる点です。小学校では,かなり進んだ会話なども教えられてはいるものの,正確に英語をつづり,それを覚えることは要求されていなかったはずです。
そこで,春休みにやりたいことは:
英単語を書けるようになる
英単語のつづりは,一定の原則がありますが,それを習得するまでは,つづりを覚えるのに苦労します。
にもかかわらず,一学期の終わりまでに覚えなければならない単語数は実に多いのです。定期テストは,英語だけではないですし,まだ要領よく勉強をする能力も未発達の時期に,なじみのないつづりに四苦八苦することになります。
ですから,単語を覚えましょう。
教材
さて,単語を覚えるために,どの教材を使ったらよいのでしょうか。
おすすめは,ズバリ,教科書です。
教科書の本文に出てくる単語をまず覚えることをお勧めします。
最初は,慣れない英語のつづりに四苦八苦すると思いますが,一日に3つずつ,といたようにほんの少しずつ覚えることで,次第につづりの原則が自然と身について,暗記することが徐々に早くなっていくはずです。
英文を覚える
次にできることとして,英語の音読と暗記があります。
英語を自然に覚えるには,耳と目からの刺激により体にしみこませることが重要です。英文を丸暗記する,という手法は古典とも言えますが,結局は言語習得への最善の方法だと言えます。
教材は,またもや教科書です。教科書を何度も何度も音読して,丸暗記できるようになればしめたもの!
教科書の本文を1ページ分覚えるごとに,ママやパパやジジやババに発表して,何かご褒美をもらう,というのも楽しそうです。
文法
長々と書いてきましたが,ここまでをまとめますと,
要するに,英語の教科書を
- 音読する(何度も!)
- 書けるようにする
ということしかご提案していません💦。
これをどんどん進めるだけで構わないといっても過言ではありません。
が,もっとやりたい!という方向けに,文法のおすすめ教材をご紹介します。
英語の勉強の初心者向け
とってもやさしい英語
左ページに覚えるべき文法の解説が簡単にあり,右ページでそれを確認するための問題があります。
非常に簡単なので,親の助けなしに自分で学習することもできるかもしれません。
定期テスト対策として
ちょっと難易度の高い問題にも挑戦したい人向け
ぜひ,英語でスタートダッシュをして,英語が好きになってほしいと切に願っています!!Have fun!!