【高校見学のポイント】いつだれと行く?服装は?

入試対策

高校見学は,中学生のやる気スイッチを押すためのツールの一つ。ぜひ最大限の効果を生みたいものです。

そんな高校見学のポイントをまとめてみます。

高校見学に適した時期

中学三年生の夏,が最も一般的です。多くの説明会が夏休みに開催されます。中学3年生の夏に行って志望校を決めればいいや・・・なんて思ってはいけません!!

モチベーションアップと最終確認のために,志望校の説明会に夏休みに訪れるのはよいでしょう。しかし,中3の夏休みといえば受験の天王山です。せっかくまとまった勉強時間が取れるのに,何校もの高校見学に時間を取られるのはもったいない!!

また,8月の終盤になって「この高校に行きたい」と思っても,もう天王山は終わりかけていて,十分に対策ができません。

では,いつ行くか?

できれば中2までに,少なくとも数校の文化祭,できれば説明会に足を運び,志望校はぼんやりと決めておきましょう。

だれと高校見学に行く?

次に,だれと高校見学に行けばよいのでしょうか。

子供だけ?親もついていく?

親と連れ立って来ているお子さんが大多数だと思いますが,男の子などは友達と来ている子もいます。見学会や説明会では個別具体的に質問を受け付けてくれるコーナーや時間などもある場合がありますので,確認したいことなどがあらかじめあって,子供に任せておけない,というような場合には親が行くといいかもしれません。男子は嫌がることもあるでしょうから,そのときは別々でも。

ホームページや一般に出されている資料からは読み取れない話をしてくださる学校もあるので,基本的には第一志望,第二志望くらいは親も子供と一緒に行くか否かにかかわらず,学校を訪れたほうがいいようには思います。

高校見学時の服装

中学生はもちろん制服です。

では,親はどんな服装をしていけばよいでしょうか。

卒入学式ほどではないにしても,パンツスーツや控えめなスカートを身につけてらっしゃることが多いように見受けました。

保護者会のときよりはフォーマル,入学式よりはインフォーマル,といった感じでしょうか。保護者はあくまで黒子ですので,目立たないことが重要です。

高校見学・説明会のポイント

教育理念・校風

学校のモットーも大切ですが,それを本気で実現しようとしているか,どのように実現しようとしているかがなお大切です。

例えば,学校のモットーが「思いやり,奉仕の精神をはぐくむ」だとして,説明会のほとんどをそれとは関係のない進路実績の話ばかりしているとしたら,その学校の教育理念はモットーとは違うところにあると言えるでしょう。

ある私立高校見学で,校長先生が力の入った話をされたのですが,その大半は,公立トップ校に対するネガティブキャンペーンでした。

もちろん,私立高校の説明会は営業活動ですから,自校のすぐれた点についてアピールするのは当然でしょうが,聞いていた人の多くが不快感を感じました。

教育理念から生み出される独自の校風が自分に合っているかどうか,これはぜひ見極める必要なあることの一つでしょう。

部活や学校行事

教育理念は部活や学校行事に対する姿勢を見てもわかります。学校を予備校代わりにとらえている学校では,部活は奨励されていませんし学校行事もあまりありません。

一方,学校を人格全体の教育機関ととらえている学校は文武両道を謳い,部活を奨励し,学校行事もたくさんありますし,一つ一つが生徒の手で作られた大変盛り上がるものとなります。

進路実績

どこの高校でも進路実績について説明しますし,保護者の関心事でもあります。

進路実績を読むときの注意点は3つです。

  • 既卒か現役か
  • 合格者数か入学者数か
  • 推薦か一般か
  • 中入りか高入りか(中高一貫校の場合)
  • 学部

既卒か現役か:

現役にこだわっている人は,注意したいポイントです。文武両道,としながらも,既卒性の合格の割合の多い高校はその実,「武」に偏りすぎているかもしれません。

合格者数か入学者数か:

進路実績の数が,「合格者数」なのか「入学者数」なのかをよく確かめる必要があります

「合格者数」の場合は,一人で同じ大学のいくつもの学部の合格を手に入れている可能性があります。実際,進路実績をよく見せるために一部の出来の良い生徒に学校が受験料を出して何学部・何校も受験させることもあるそうです。

「合格者数」はあくまで「のべ人数」ですので勘違いしないように気を付けましょう。

推薦か一般か:

最近では,大学入学者の半数近くが推薦試験(指定校推薦,AO入試,公募推薦等)で入学します。

難関私立大学に数人入学していても,よく見ると指定校推薦以外の一般入試では入学していない場合などは,要注意です。

公立のトップ校ほど指定校推薦枠を使って進学する生徒がいません。推薦の条件を満たすほどの学力のある生徒は,一般入試で国立大学を受験するためです。

反対に,二番手公立高校以下は,推薦枠での進路指導に積極的です。二番手校に通う娘は,高一のうちからTOEICを受けてみなさい,と先生から個人的に声をかけられました。

 中入りか高入りか(中高一貫校の場合):

中高一貫校の場合,中学から入っている生徒が進路実績を稼ぐそうです

中学からずっと大学入試に向けたカリキュラムにそって勉強してきたのですから当然です。

ただ,合格実績が中入りの生徒によるものか高入りの生徒によるものかを明らかにしている高校はごく稀です。高校に尋ねる必要があるでしょう。

学部

卒業生の合格した大学の学部をよく見ましょう。二つの高校で合格者の人数に大差がなかったとしても,学部名をよく読むと,一方の高校ではメジャーな学部,他方はマイナーな学部(就職に弱い学部)ということもあります。