先日,85点を確実に取れる数学の問題集のラインナップについて書きました。
今日は,カンが使った英語の問題集について書いてみたいと思います。
- 学校のワーク
- 教科書トレーニング
- 完全攻略
この三つです。
結果は96点でした。
カンは小学校の英語の授業以外,英語の訓練を受けていません。
ですから,まず大変だったのは,綴りでした。
また,英文にも慣れていないので,ともかく量をこなす必要があります。
そこで,学校のワークに加えて,上の子供たちもお世話になってきた問題集を加えました。
ただし,二つとも加えるとかなりの量になるため,スピードの遅い子供が定期テスト対策にやると,ほかの教科に割く時間がなくなったり,時間内にこなせなくなって追い詰められたりしますので,両方やるかどうかは見極めが必要です。
それぞれの問題集の特徴をご紹介します。生徒に合っている方だけを使ってみて,取りこぼしがあるようならもう一つ足せばいいかもしれません。
教科書トレーニング』は,教科書に忠実に作られていますので,難易度としては簡単ですが,問題量はそれなりに多いので,定期テスト対策としてはよいでしょう。
モンは英語が苦手で,問題を解くスピードも遅かったので,最初の定期テストで『教科書トレーニング』と「完全攻略」を並行して使ったのですが,手に余ったので,二回目からは『教科書トレーニング』のみにしぼりました。
小学校時代に英語を習っていなかった人や,英語が苦手な人が一冊にしぼるとしたら,『教科書トレーニング』をお勧めします。
その名の通り,教科書ごとに問題集が異なりますのでご注意ください。
ご使用の教科書の出版社を確認してからご購入くださいね!
(わたしは間違えたことがあるので,強調!)
もちろん,2年生,3年生用もあります。
さて,次は小学校時代に英語を習っていた人や,英語が得意な人用の問題集をご紹介します。
どの教科でも,とりあえずこれを買っておけばよいのではないかと思うくらい万能な『完全攻略』。
これは教科書準拠ではないので,該当するページを探すのが面倒な点と,時折,現在の指導要領に即していないと思われる,不要な問題が出てくるのを除けば,完璧です。
基本問題,標準問題,実力問題,と3つのレベルに分かれているため,自分の実力に合わせて,すべて解いてもいいですし,実力問題は中3まで取っておく,というような使い方ができます。
どの問題集にも言えることですが,どの問題集を選ぶかよりもさらに重要なのは,その問題集をどのように使うかです。
一冊をしっかり仕上げて,効果を最大化して,実力テストで成果を見ましょう!
追記:
2021年度の教科書改訂に伴い,中学英語,特に中1英語の難易度が格段に上がりました。それまでは,中1の1年間をかけて,be動詞と一般動詞の使い分けを学ぶことが一つの目標になっていましたが,2021年以降は,それは中学入学時点ですでに理解していることが前提で中学英語の授業が始まります。
そのため,中学英語はそれまでのゆっくりペースとは打って変わって,非常に難易度が高くなっていますので,ご両親は自分の時代の中学英語と同じように考えていると,お子さんが中学英語の入り口からつまずいて驚く,ということになりますので注意が必要です。
参考:中1英語の格差が拡大