子供がよく勉強する間取りとは,どんな間取りでしょうか?
深く考えず購入した家で子供を観察して分かったことがあります。
現状
まず,我が家の間取りですが,
子供部屋が2階に二つあり,1階にリビングがあります。
タイが中学生になるときに,子供部屋に勉強机を買ったのですが,
使ったのは最初の一か月くらい。
結局,今に至るまで,全員がリビングで過ごします。
リビングで制服を脱ぎ,リビングで宿題し,リビングでピアノの練習をして,
リビングでテスト勉強をする。
あまりにリビングで生活するものだから,リビングに大容量の収納を追加して,
勉強道具をすべてリビングに置くようになったほどです。
リビングで勉強してくれると,親の目が届いて,勉強のはかどり具合が分かるので親としてはよいのですが,なぜリビングに集まるのか考えてみました。
理由その1
「子供は快適な温度が好き」なため。
当たり前か・・・。
つまり,夏は涼しいところ,冬は暖かいところにいるのです。
我が家はずいぶん前に建てられた家なので,
夏暑く,冬寒い家です。
従って,子供は帰ってくると,常に快適な温度を保っている唯一の部屋であるリビングに極力とどまろうとします。
あれ?でも,子供部屋にもエアコンがあるのですが・・・。
別の理由があるかもしれません。
理由その2
「子供部屋が快適ではない。」
まず,子供部屋は2階にあり,リビングからわざわざ上っていかなければならない位置にあります。冬などは,あたたかいリビングを離れて,階段を上り,自ら部屋をあたためる,という数重苦が待ち受けており,面倒なのでしょう。
さらに,子供部屋が四畳半と狭く,おせじにも快適とは言えません。
おまけに,リビングはわたしが極力きれいにしますが,子供部屋は自己責任なので,整頓されてもいません。ついついリビングに居ついてしまうのでしょう。
理由その3
「個室で勉強する習慣がない。」
タイが中学入学するときに勉強机を買ったのですが,
兄弟頭を突き合わせて居間のテーブルで勉強するというスタイルに慣れているので
どうもしっくりこなかったのかもしれません。
結論
子供部屋は快適にしない!!
子供が部屋にこもらないようにと,リビング階段がいつしかはやり始めましたが,リビング階段には,エアコンの効率が悪い,などデメリットもあるそうです。
リビング階段もいいですが,まずは子供部屋を小さくすることを検討してもいいのではないでしょうか。6畳のエアコンつき個室なんて,部屋にこもるよう子供に勧めているようなものです。
タイは高校受験勉強もリビングで行い,高校生の今もまだリビングです。
なお,これは,テレビをよく見る家ではできないので,テレビを観る習慣も変えなければならないかもしれません。
>>テレビと子供の関係
また,リビングのピアノにはサイレンサーがついていて,勉強している人がいる場合は常にサイレンサーを使ってヘッドフォンをしてピアノを弾くようにさせています。