いよいよ公立高校の一般入試が全国で本格化しつつあります。
自分は本当に第一志望に受かるのだろうか?
一つランクを下げるべきなのだろうか?
最終決定を目前に,受験生の心は揺れます・・・。
「模試の判定が悪くても,入学したい思いが強ければ合格できるよ!!」
なんて前向きな言葉が飛び交うこの時期。
でも,思いはどの受験生も等しく強いのではないでしょうか。
受験校の最終決定にの判断材料として,
「思い」はもちろん大切ですが,もっと客観的な物差しがあるはずです。
経済的な余裕
あえて一番目に書かせていただきます。
もし第一志望の公立がだめだったときに,
すべり止めの私立高校に行かせられる余裕が家庭にあるのか,ないのかは,
受験校決定に大きな影響があります。
少し無理をすれば行かせられるのか,
無理をしたって行かせられないのか。
すべり止めの私立の合否
経済的にはなんとか私立にも通わせられる,という場合。
その私立は行きたい学校なのかどうかが
次の判断基準となります。
最後の模擬試験の結果
これまで,様々な模擬試験や実力テストを受けてきたと思います。
が,なんといっても今の実力を反映しているのは,
もっとも最近受けた模擬試験の結果です。
ABC判定と偏差値は非常に客観的で,
事実を照らし出しています。
過去問の点数
これが一番の判断材料といってもよいかもしれません。
しっかり時間を計って,実際の時間割と同じように受けた過去問の点数は
過去の合格最低点を上回っているでしょうか?
これらの4つの要素をバランスよく考え,
親子でよく話し合い,納得のいく受験ができますように。
がんばれ,受験生たち!!