いよいよナオの入試が迫ってきました!!
今日は,あと15点アップさせる方法について考えてみます。
まず,メモを6枚用意します。
それぞれのメモに,タイトルを書きます:
- 全教科共通
- 国語
- 数学
- 英語
- 理科
- 社会
ここで,当日常に念頭に入れておくべき事柄を思い出し,
メモに書きだします。
そうすることで,あと15点アップ(3点×5教科)を目指します。
書き出したメモは,必ず入試の各教科の試験の前に読み返します。
要注意の内容は,試験用紙が配られたら,
まずテストの上に大きく書いてもよいでしょう。
全教科共通
どの教科にも共通している自分のミスの原因や,
どの教科の前にもしておくとよい習慣などを洗い出します。
ナオの場合は,次のことを書きだしていました。
- 深呼吸する!!(脳に酸素を送る!吸うことよりも吐くことに意識を集中させて。)
ちなみに,深呼吸する際は,吸うことではなく息を吐き切ることに集中することが大切です。吐き切ると,嫌でも息を深く吸うことにつながるためです。
また,ドキドキしてきたら,脈をはかると良いそうです。はかっているうちに,脈が落ち着いてくるそうです。
- 問題文を最後まで読む!
問題文の大事なところに線を引くようにするとよいでしょう。「当てはまらないものを選びなさい」や「出来事を新しい順に並べ替えなさい」といった指示をしっかり読むこと。
- 終わっても,友達と答え合わせをしない!!(自分に間違いが見つかったときに,動揺を残したまま次の教科の試験に取り組まないといけないため。友達が答え合わせを始めたら,トイレに行こう!)
- 選択肢問題は,必ず問題用紙の方に印をつけてから,解答用紙に写す。
特に,解答用紙がマークシートの場合,問題用紙の方に印をつけずに進めていって,どこかで一つ解答欄がずれてしまったら,なすすべがありません。
国語
- 質問と答えの形を確認する。(答えの文末に注意:「~こと」「~だから」など。)
- 時間配分(作文に10分残す。)
数学
- 係数,符号に注意。(特に,移項。)
- 時間配分
- さっと解ける問題が終わったら,必ず見直す。
- 答えは問題で求められているものと合っているか確認。
英語
- 動詞に注意!!(主語と時制を合わせる。)
- 文末の符号
- 文頭大文字
- リスニングは,1回目の質問を絶対に聞き逃さない!!
理科
- 単位を確認。
- 小数点の位置
- 指示された答えの形になっているか
社会
- 漢字
- 資料読み取り問題で,与えられたすべての資料を使ってこたえているか。
- 記述問題で,条件をすべて満たしているか。
これは,ナオが書いていたメモですが,
それぞれ間違いやすいクセがあるはずですから,
それを思い出して書き出していきます。
それだけで,そのことに意識が向き,
当日,「あ~やっちゃった!!こんな凡ミス!!」
ということが減るはずです。
直前に知識や技能を高めて15点取るのは難しいですが,
取れるはずだった15点の減点を防ぐことはできます。
がんばれ,受験生!!