ナオの入試があと1週間後に迫ってきました。
最近はひたすら『全国高校入試問題正解』の解き直しをしていますが,
あと1週間の計画を立て直してみました。
本格的な過去問対策,開始です。
あと一週間!!がんばれ!!
過去問
大事に取っておいた,地元の公立高校入試の過去問を解きます。
チェックするのは以下の点:
- 時間配分
- いわゆる「凡ミス」のクセ
- 穴のある分野の教科をあぶり出し
時間配分
時間配分はとても大切です。
教科によって難易度が異なるでしょうから,
自分にとっての満点を知り,
その満点を取りに行くための時間配分を行うことは賢明です。
たとえテストが100点満点だったとしても,
今の自分の実力で取れる問題の合計点が80点ならば,
得点できない難しい問題に時間を無駄に費やして
見直しの時間がなくなり,80点を逃すことは避けたいのです。
「自分の満点」は何点なのかは,過去問の正答率を見ると分かるでしょう。
自分の能力や目標点に照らし合わせながら,正答率のリストを眺めます。
すると,「数学は苦手だから,正答率30%以下の問題には手を出さず,
最初の小問集合で満点を目指そう。
そのためには,大問の最後の問題は手を付けず,30分たったところで見直しを始めよう。」
あるいは,「社会は得意だから,時間をとりそうな問題は後にまわして
どんどん問題を解いていこう」といった時間配分が見えてくるでしょう。
「凡ミス」のクセを知る
「凡ミス」と「」でくくったのにはわけがあります。
「凡」と言いながら,ちっとも「凡」ではないからです。
疑問符を忘れた,符号を間違えた,出題と答えの形が合っていない・・・。
こういった間違いは,
「ほんとうはできるのにできない問題」ではなく,
「訓練と注意力が足りていない問題」ですから,
立派な間違いです。
訓練をするにはもう時間がありませんが,
注意力で多少カバーできるものもあるでしょう。
ですから,自分にどういったクセがあるのか調べます。
過去問を解いたら,間違いの理由を書き込みます。
- 知識不足・能力不足
- いわゆる「凡みす」知識はあったが,答えに反映できなかった。
このうち,①は,一週間で埋められる穴かどうかを判断し,
何とか改善できそうな分野は徹底的に復讐します。
一週間ではどうにもできないと判断した場合には,
思い切って諦め,効率的な対策に時間をかけます。
②については,ただの「ミス」と書くのではなく,
「疑問符忘れ」「少数点の位置間違え」などと
ミスの内容を細かく書きます。
何年分も過去問を解いていくと
自分の間違いのクセが分かると思いますので,
それをメモにまとめて毎日眺めます。
当日もそのメモをもっていき,
それぞれの教科の前に眺めて反すうします。
泣いても笑ってもあと一週間。
悔いのない勉強をしてもらいたいものです。