我が家は,すでに3人の子供が公立高校に入学しました。(一部は卒業しています。)公立高校に実際にかかるお金の話をしてみたいと思います。
公立高校の受験料
47都道府県の公立高校の受験料を調べてみたところ。
北海道:2,200円
青森:2,200円
秋田:2,200円
ん?
もしかして全国同じ??
調べてみたところ,全国共通でした。
結論:公立高校の受験料は,2200円。
前後期試験がある場合は,一回ごとに2,200円がかかります。
公立高校の入学金
47都道府県の公立高校の入学金を調べてみたところ。
北海道:5,650円
青森:5,650円
秋田:5,650円
ん?
もしかして全国同じ??
調べてみたところ,全国共通でした。
結論:公立高校の入学金は,5,650円。
公立高校の学費
ええ,もうお分かりですよね。
学費も全国一律同料金です。
公立高校の学費は,118,800円(年額)。
ただし,高校無償化の対象となる世帯は,月額9,900円の支援金が支給されます。
本当に公立高校は無償なの!?
先に結論を言ってしまうと,答えは,
NO!!
です。
理由は二つあります。
高等学校等就学支援金には,所得制限がある
月額9,900円の支援金を受け取ることができるのは,年収約910万円未満の世帯とされています。
ここで言う年収とは,世帯年収ですので,夫婦の収入の合算です。
それを超えている世帯は支援金を受け取ることができません。
公立高校のほんとうの学費
支援金を受け取れた場合,
9,900円×12カ月=118,800円
で,やったー!!無料で高校に通えるー!!
と思うかもしれません。
が,そうは問屋が卸しません。
実際は,公立高校に固定で払うお金は,年額118,800円を超えています。
118,800円というのはあくまでも授業料です。
そのほか,PTA会費,生徒会費,学年諸経費,旅行積立金等がかかります。
現在子供が通っている公立高校では,これらの合計金額は,150,000円です。
150,000円ー!!!!
この金額は,学校やPTAの裁量で独自に集金しているもの(例えば冷暖房費年額2万など)がありますので,全国一律ではありませんが,上の子供たちもほぼこんな金額でしたので,どこも似たようなものかと思います。
所得制限に引っかかれば,さらに月額1万円が上乗せされて,公立高校とはいえ,実に月額22,000円が固定で出て行くのですから,高校生は心して通ってほしいものです。
もちろん,部活や塾などに入ればさらに出て行くお金は増し,進学校ではアルバイトも原則禁止されていることも多いと思いますので,これまでの義務教育とはまったく違う金額がかかってきます。
なら,私立の特待を狙った方がいいのか???
それについては,こちらをご覧ください。