中間テストの結果が出たと思ったら,
早くも期末テストの範囲が配られました。
つまり,常に勉強しとけよー!!
って学校のメッセージです。
親としては,大賛成。
中間テストではいまいち振るわなかったけれど,
期末こそは挽回したい!!という人。
さて,何から手を着けたらよいのでしょう。
中間と同じことをしたのでは,
おそらく期末の結果も変わりません。
何事でも,今よりもよい状態を作り出そうとするなら,
必ずしなければならないことがあります。
それはーー
分析
分析
分析!!
中間テストの答案を取り出してきます。
使うのは,間違えた問題です。
これこそ,どんな問題集にも増して
学力を高めてくれる宝の宝庫です。
間違えた問題を読み,
自分が間違えた理由を分析します。
たいがい,
次の3つにいずれかに該当するのではないでしょうか。
・知識不足(暗記していなかった。)
・演習不足(間違えた問題を何周も解き直さなかった。「凡ミス」として現れる。)
・関連する原則の理解不足
すべて「不足」,何かが欠けているのです。
自分に欠けているものは何かをあぶりだします。
対策を考える
あぶりだしたら,対策を考えます。
・知識不足→くまなく暗記するために,よい教材を買い足す
/赤セルを使って教科書を覚える
・演習不足→勉強時間を多くする/
ドリルを買い足す/間違えた問題を解き直す回数を増やす
・関連する原則の理解不足→
教科書に戻って原則をしかりと理解したうえで,
問題集を丁寧にとき,解説を読み,理解を促す。
勉強計画に反映させる
対策が決定したら,
それを勉強計画に反映させます。
勉強時間の多くしたり,
教科間の勉強時間の配分を変える必要があるかもしれません。
あるいは,問題集を新たに加えて
それを計画に追加する必要があるかもしれません。
早めに問題集の1周目を解き終えて,
解き直しにもっと時間を費やす必要があるかもしれません。
学校から計画表を提出するよう言われる学校が多いと思いますが,
提出しろと言われるから適当に書いて出す,
なんてもったいない!!
計画で5割,いえ7割は
そのテストの結果が決まってしまうといっても過言ではありません。
分析→対策→計画に反映→実践!!
「連立方程式なんてできたって役に立たない」
なんていって勉強しない人!!
そんなことを言っている間に自己分析をしましょう。
なぜなら,自らを省みて改善に努めることこそ,
教育を受ける者が手に入れられる最高のスキルであり,
将来必要とされる人になる秘訣であり,
豊かな人生を送る鍵だからです。