昨日は兄・タイの夏休みのスケジュールを振り返ってみました。
これを参考にナオの計画を立ててみました。
スケジュール
11:00ー12:00 国語
13:00ー14:40 過去問復習
15:00ー16:40 数学復習
17:00ー17:50 社会過去問
17:50ー18:40 英語過去問
19:30ー20:20 理科過去問
20:30ー21:30 社会・理科暗記
勉強時間
国語:1時間
数学:100分
社会:80分
英語:50分
理科:80分
過去問復習:100分
合計:8時間
スケジュールはオーダーメイドで
タイのスケジュールとはさまざまな面で異なっています。
スケジュールは本人の能力,集中力の持続時間,性格などに応じて
その人に合ったものに作り上げるようにしています。
性格に合わせる
例えば,タイは復習が嫌いだったので,過去問の復習は毎日はやらず,
週に2回で集中的に行いました。
でも,ナオは復習を厭わないので,毎日頭のはっきりしている時間帯に
100分間も復習の時間を取っています。
単に過去問の間違えた問題を解き直すだけでなく,その周辺の暗記や
関連問題にも取り組んで,丁寧に復習を進めていくためです。
タイのときにも最初はそのように計画していましたが,
本人が嫌がってまったくやらなかったため,
性格に合わないと判断して,タイはともかく過去問をガンガン進めていき,
週に2度ほど復習する,という方法に変えました。
集中力に合わせる
もう一つタイとナオの違いは,集中力の持続時間です。
タイは長い間続かないため,50分勉強しては10分休憩を入れていたのですが,
ナオは長い間勉強できるので,50分×2回一気に勉強して
10分×2回たっぷり休憩を取ることになりました。
その方がリラックスできていいそうです。
能力
何といってもこれが大切です。
本来もっている,飲み込みの早さ,勉強の全体的なスピード,
教科ごとの得手不得手に加え,これまでにしっかりと勉強してきたか
サボってきたかによっても重点を置く場所が異なるでしょう。
タイのときには,復習はほとんど必要がなかったため,
数学の先取りを進めていきましたが,
ナオはまだ復習が未完成なため,思い切って先取りを諦めて
復習に徹することにしました。
偏差値60と70の戦い方の違いについては:
スケジュールに柔軟性を
タイのときには,夏休みのスケジュールを始めから全部立てました。
ところが,復習に手間取ったり,思わぬ用事が入ったりと,
なかなか計画通り進まないこともあり,
そのたびにすべての計画を変えなければなりませんでした。
今回は,できるだけ計画通りに進めるようにしつつ,
無理が生じてきたら変更できるよう,一週間単位で計画を立てていきます。
タイのときにはいったい夏休みにどれだけのことが終えられるのか,
その全容が見えなかったので夏休み分の計画を立てたのですが,
その経験を一度しているために,どのくらいのペース配分で進めばよいか
おぼろげながら分かっているからかもしれません。