ナオ。ただいま中2の3学期。
学年末テストが終わったら,受験勉強を開始します。
前回はナオの現時点での実力を振り返りました。
(参照:高校受験勉強開始!!ナオの場合(その1) – 塾なし受験道~偏差値72の公立高校合格!!~)
弱点補強:数学
まずは,最大の弱点である数学の対策から考えてみます。
現状では,70~97点,と点数がまったく安定しません。
(ちなみに,前回の定期テストで70点,前回の実力テストで97点。)
これまでのナオの様子を見ていて分かったことが一つ。
それは,数学のある原則を理解するまでにものすごーく時間がかかること。
タイも数学が苦手だと思っていましたが,
それを上回る苦手ぶりです。
これを克服するためには,ナオは多くの時間を割いて
とにかく演習,演習。そして演習。
すると,次第に原則を理解できるようになるのです。
つまり,数学を「体得」するのです。
前回の実力テストでは97点取れて,定期テストでは70点だった,というのは,
それを如実に表しています。
学習してすぐの内容では訓練が足りないため,なかなか点数が取れません。
実力テストは訓練の時間があるため,ある程度の点数を取ることができるのです。
そういうわけで,ナオは受験まで相当の訓練が必要となります。
数学の受験勉強
計算
学校で計算ドリルを課されている人もいると思います。
「面倒だな~」と思うかもしれませんが,この面倒なことをやることで
入試で大きく得をします!!
これはタイの経験から断言できます。
宿題で毎日計算ドリルをやるように言われている人はラッキーです。
ナオには学校からそのような宿題が出ていないので,
始めたいと思います。
方法は簡単です。なんでもよいので計算ドリルを用意します。
学校支給のものがあればそれでも構いません。
一日5分,一日1ページ,などと決めてやるだけです。
頭を抱えるような問題はないはずです。軽い気持ちで始めましょう。
勉強を始めるためのルーティーンに定めてもよいでしょう。
ナオが使う計算ドリル:
中1・中2の復習(問題集は何を使うか)
これまで,ナオが定期テスト対策に使ってきた問題集は:
・学校のワーク
・進研ゼミの『予想問題集』
・『完全攻略』(文理社)
です。復習にもこの教材を使います。
この教材が一番よい!!というわけではなく,これまで使ってきた問題集を使うのが一番よいでしょう。
あれこれ問題集に中途半端に手を付けるよりも,1冊を完璧に仕上げる方がよほど理解を深め,定着させるのに役立ちます。それが完璧になったら,もう1冊買えばよいでしょう。
ちなみに,『完全攻略』は,一つの単元の中に,「基本問題」「標準問題」「実践問題」が含まれていますが,ナオには「実践問題」は歯が立たないため,定期テスト対策では放置してきました。今回もまだ放置します。この時期の受験勉強の目的は,基礎力が不足しているところ見つけ,それを固めることですので,応用問題は後回しです。
ただし,偏差値70以上の高校を目指す人は,この時期から応用問題にもある程度慣れておくべきでしょう。
復習の方法
定期テスト対策をこれまでまじめにやってきた人は,問題集の間違えた問題に印がついているはずです。
一回でも間違えたことのある問題のみをとにかく解きまくりましょう。
間違えたら,付箋をはります。(前回とは違うペンやマークで印をつけてもよいでしょう。)
一冊解き終えたら,付箋のついた問題だけ最初からもう一度解きなおします。
解けたら付箋を取ります。
・・・全部付箋がなくなるまでこれを繰り返します。
この方法は,数学だけでなくあらゆる教科のあらゆる問題集の使い方です。
このように,問題集は何度も繰り返し使うものですから,決して,決して書き込んではんではいけません。