メルカリを利用して、断捨離を進めているところです。
メルカリは、買う側にとっても売る側にとっても、スマホ1つ、指1本で手続きができるので大変便利です。
が、今回初めてトラブルに見舞われました。
破損です。
断捨離の一環で、使わずにいたカーボンヒーターを出品することにしました。
ものの10分ほどで売れて、急いで梱包して発送完了。やれやれと思っていたのも束の間、落札者から連絡があり、商品が破損した、どうにかしてほしい、とのこと。
出品時に破損を見落としていかと思って写真を確認しましたが、該当箇所に破損は見当たらず。どうやら商品の運搬中に破損したようです。
ここで,まず一つ目の教訓。
メルカリに出品する場合には,商品の写真を多方向からしっかりと撮影しておこう!
メルカリアプリにはデフォルトで4枚までの写真を掲載できますが,できればそれ以上に撮影しておき,トラブルが起きたときに,出品時の状態を証明できるようにしておいた方がよいことに気づきました。
梱包はというと、プチプチで包んだうえ、ダンボールで巻いて送りましたので、素人の梱包としてはこれ以上できることはなかったのではないかと思います。
さて、どうしようかと思い、まずはググる。
すると、メルカリボックスという掲示板に同じような質問と回答をたくさん発見。
メルカリ便でしたら事務局にご連絡をして破損状況・詳細をお知らせするのが良いかと思われます。全額補償・返金に対応です。
というのが概ねの見解でした。幸い,メルカリ便で送っていたため,補償の対象になりそうだと思い,さらにググります。
するとーーー
「事務局に連絡するとよい。商品が確かに欠損していることを証明するために,落札者に写真を送ってもらうこと。」
という記述もいくつも見受けられました。
そこで,出品者に写真を送ってもらえるようお願いしたところ,「どのように送ればよいですか」と尋ねられました。
確かに,「取引メッセージ」ツール内で写真を添付することはできません。
また,例えば偽の出品を行い,そこに写真を添付する,というのも空出品といって一種の詐欺行為に当たるため,できません。
破損の証明方法が分からないまま,事務局に連絡してみました。
アプリの左上の三本線をクリックしてから,
「お問合せ」→「お問合せ項目を選ぶ」→「取引中の商品について」→商品を選択→「商品が届かない・配送中の破損」→問い合わせ内容の入力と写真の添付→「送信する」
これで事務局への連絡は完了です。
返信まで2,3日かかる,との情報もありましたが,翌日には連絡が来ていました。
さて,何と言われるだろうか,写真はどのように送れと言われるだろうか・・・。重い気持ちでアプリを見てみると・・・。
まず,「『●●●(商品名)』をキャンセルしました」という知らせがアプリに入っていました。
次いで,「事務局から個別メッセージ」という知らせも入っていました。
メルカリ事務局です。
このたびは,メルカリ便のご利用に際し,ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
本件は,当事者間での問題解決が困難であり,また配送課程での破損の可能性があることを考慮し,事務局で補償いたします。
事務局で取引キャンセルを行い,本来取引完了時に反映される販売利益を出品者の売り上げへ反映いたしました。
冒頭から,「謝罪」口調でした。事務局が出品者側に,出品前に壊れていなかったことの立証責任を負わせてくるのではないかというのが心配の一つでしたが,出品時に載せた写真を添付しただけで,その責任を問われずにすみました。
ホッとしました。
続けてこうありました。
取引キャンセルとしておりますので,支払い済みの商品代金は支払い方法に応じて全額購入者に戻ります。
上記の内容については,事務局から取引相手へ案内しておりますので,お客様からご連絡いただく必要はございません。
メルカリ,すばらしい!!
相手との今後のやり取りを思うと心が重くなっていたのですが,事務局が取引相手とのやり取りの一切を引き受け,さっさと取引をキャンセルにしてくれたため,取引相手との取引がそもそもできなくなっていました。
何という解放感!!!
出品も指一本ならば,トラブル解決も指一本で完了。
トラブルの問い合わせをもらったとき,もう二度とメルカリはやめよう,と思っていましたが,またメルカリをする気になりました(笑)。
手数料10%セントも取られることをいつも嘆いていましたが,こういうトラブルのために払っているんですね。
教訓。
メルカリの発送はメルカリ便を利用しよう!!
高価な物は特に!
それにしても,壊れたことを証明する写真を送るシステムがないのはなぜなんでしょう??
詐欺が起きても仕方ないように思いますが・・・。