実力テストと模擬テストの偏差値の差

偏差値アップ

モンが「できた!」と大騒ぎしていた,1月の実力テストの正式な結果が帰ってきました。

そして,ほぼ同時期に受けた模擬試験の結果も帰ってきました。

入試前の最後の実力テストと模擬試験の結果を考察します。

実力テストの偏差値

国語:63(偏差値)

数学:59

英語:70

社会:69

理科:63

3教科:68

5教科:438点(偏差値69)

受験者平均点:302点

模擬試験の偏差値

国語:57(偏差値)

数学:59

英語:58

社会:63

理科:69

3教科:59

5教科:385点(偏差値62)

受験者平均点:285点

実力テストと模擬テストの偏差値の差

5教科の点数の差:53点(偏差値7)

違いすぎる・・・!!!

「学校の実力テストは簡単だから参考にならない」とよく言われます。

確かに,両者の差は点数,偏差値ともに大きく,どちらを信じたらよいのか分かりません。

ここで一緒に考えたいものは,両者の平均です。

実力テストと模擬試験の受験者平均点の差は17点です。偏差値にして3くらいでしょうか。

偏差値の差が3,4くらいまでは自然ですが,それ以上となると,試験の難易度や受験者層の違いとは別に,受けた当人の出来にかなり波があると考えるのが正しいように思います。(ちなみに,実際の入試の受験者平均点は,実力テストと模擬試験の間くらいです。)

どちらかというと,今回の模擬試験がモンの通常の出来です。実力テストはできすぎ。学校の順位で見るとよく分かります。いつも学年で30番前後だったモンが,3年間で初めて10位に入りました。

ほかの人のデータ

気になって,ナオのときの1月の実力テストと模擬試験のデータを見てみました。

すると,

実力テスト(5教科):375点(偏差値62)

模擬試験 (5教科):365点(偏差値61)

次に,タイのデータも。

実力テスト(5教科):415点(偏差値68)

模擬試験 (5教科):426点(偏差値66)

これを見ると,一概に実力テストは参考にならない,とも言えないようです。

ただし,個人の実力に波がある場合にはその限りではありません。

≫偏差値を10上げるための5つの条件と方法