受験シーズンが本格化してきました。
受かる人,そうでない人,悲喜こもごもです。
息子のタイは,どちらの経験もしました。
不合格を経験したのは,ちょうど今くらいの時期でした。
いつも陽気でのんきなタイが思いもよらぬ不合格を喫して,帰ってくるなり血相を変えて勉強を始めたのをよく覚えています。
その姿を見て,多少不合格のショックを同じくしていたわたしでしたが,「この子は大丈夫だ」と思ったものです。
「必ず合格する」という確信ではなく,「どの道を行こうがこの子はたくましく生きていくに違いない」という信頼です。
受かってもタイ。受からなくてもタイ。
受験など時の運。倍率が高ければなおさらです。
受かったって受からなくたって,タイの本質は変わらない。
3年間を過ごす場所が変わるだけ。
だから「大丈夫」。そう思ったものです。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」
このときの不合格は,タイにとって貴重な経験となりました。