モンの第1志望の高校の入試が、無事終わりました。
何事にも欲がなく、それほど成績もふるわなかったモンですが、最初から最後まで一貫して同じ高校を志望し、受験に至りました。
最初は、あまりの高嶺の花(だとわたしは思っていた)のために、いつ現実的な志望校に変えるのだろうかと思って一歩引いたところから眺めていましたが、夏休みを過ぎても全く怯む様子がないので、いつしかわたしもモンを全力で応援するようになりました。
さて、試験の出来栄えですが、苦手教科は相変わらずの得点ではありましたが、恐れていた数学での凡ミスによる大量失点を免れ、なんとか土俵に踏みとどまったのではないかと思います。
今回の入試の難易度や、近隣上位高の定員大幅に改善減に伴う受験者層の変化については、塾無しの私どもには知る由もありませんから、相対的な合否は分かりませんが、モンの持てる力はすべて出し切ったことだけは確実です。
入試の朝、いつもは起こされてもなかなか起き上がらないモンが自分で起きて支度をしたり、玄関で満面の笑顔で「行ってきます」と手を振って出かけて行ったモンの姿を思い出すにつけ、どうぞ受からせてやってくださいと祈らずにはいられません。きっと、ほかのどの受験生のお宅でもそんな光景の見られた1日だったと思います。
例年通りの難易度で、受験者層にもそれほど変化がなく、さらに自己採点の精度が高ければ、希望はもてそうです。中3のはじめには,戦いにもならないと思っていたのですから,驚くような成長ぶりです。
もし合格しなかったとしても、いつも学年30位くらいだったモンがこの1年で学年1桁にまで実力を上げてきたことは、称賛に値しますし、その努力を誇りに思います。それでも,やっぱり祈らずにはいられません。