前回,前々回は苦手教科の数学,得意教科の英語の勉強について書きました。
今日は,国語について書いてみます。
国語
国語は最も勉強の効果が表れにくい教科だと言われています。これまでの生活環境,生まれ持っての能力,読書量など,人生が表れる教科だと感じています。
ですから,たくさん時間は割きません。
また,入試直前にも国語にはあまり時間は割きません。
でも,少ないながら,できることはやります。
漢字
漢字が出題されない公立高校入試はおそらくないでしょう。何らかの形で漢字の読み書きの能力を問われると思います。ナオの県では100点中20点が漢字です。
ナオの県立高校入試の国語は難易度が非常に高く,
全体の3%しか80点以上が取れません。
ですから,トップ高校を目指す生徒以外は,80点満点のテストだと思って差し支えないでしょう。
すると,漢字が占める割合は,80点のうちの20点,つまり25%です。
これは,しっかり対策をしないといけません。
今から淡々と,少しずつドリルを解いてみます。
ちなみに,先日の漢検3級の試験では,200点中180点ほどは取れたそうですので,
今からこつこつやれば問題ないでしょう。
ナオのときに使った漢字ドリル:
文法
文法は当県の入試ではほとんど問われないため,定期テスト対策ごとに覚え,入試前に確認する程度にとどめる計画ですので,今は何もしません。
毎年文法を問われる都道府県もあると思いますので,計画を立てる前に過去問集を見てみるとよいでしょう。
ただし,過去問の問題を見てはいけません。入試直前期に過去問を初見で解くことにはさまざまな利点がありますので,見ないで取っておきましょう。
入念に調べたいのは,過去問集の冒頭に掲載されている,各教科の特徴,出題される分野の説明などです。
それを見て,文法が出題されているかどうかを確認しましょう。
読解
入試の要です。対策をしたからといって劇的に点数が上がるわけではないにせよ,問題の形式に慣れておいて損はないでしょう。国語は,理系であろうが私立であろうが,大学入試までついてまわるものですから,将来も見越してこつこつと勉強します。
問題集:「出口のシステム読解」
出口シリーズはタイが小学生のころに使っていて,体系的に学ぶのによい問題集です。ナオはいくつか国語の問題集をやったことがあるのですが,これは分かりやすいといってすでに半分ほど進んでいます。前回の実力テストでも,これに出ていた原則のおかげで解けた問題があった,とナオには好評です。解説が詳しいので,しっかり読んで応用力を養いましょう。
古文・漢文
3年生の学習内容が中心となるため,今は対策を始めません。