神奈川県立高校の出題範囲が発表!変更点まとめ

コロナ休校の影響で,一部の県立高校入試の範囲が例年のものから変更されています。東京都はすでに,大幅な出題範囲の変更を発表しています。そして昨日,神奈川県の範囲が発表されました。

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神奈川県立高校の出題範囲

国語:漢字を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習
する漢字

社会:公民的分野で学習する内容のうち、 「私たちと国際社会
の諸課題」

数学:中学校第3学年で学習する内容のうち、 「資料の活用
(標本調査)」

理科:第1分野で学習する内容のうち、 「科学技術と人間」
第2分野で学習する内容のうち、 「自然と人間」

英語:英単語を問う問題において、中学校第3学年で新たに学
習する英単語

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都立高校入試との範囲の比較

すでに都立高校入試の範囲は発表されています。文部科学省の移行を組んだ,大幅な範囲の削減が発表されたため,周辺の県立高校入試の範囲もこれに倣うのかと思っていました。

が,ふたを開けてみれば,神奈川県立高校の入試の範囲は,よくよく見てみると,ほとんど削減されていないも同然です。

都立高校入試の出題範囲

【出題範囲から除外する内容】

国語:中3の漢字

数学:三平方の定理・標本調査

英語:一部の関係代名詞

社会:「国民の生活と政府の役割」,『私たちと国際社会の諸課題』

理科:『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」,『科学技術と人間』,『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」,『自然と人間』

真剣な範囲への配慮が見られます。

特に,数学の三平方の定理は頻出問題ですし,最大の英断は,英語の関係代名詞を除外したことです。関係代名詞を使わない長文を出題するとなると,相当の工夫が必要になるでしょうから,最大の感染者数を出した自治体,また日本をリードする自治体として,手本となる範囲の縮小だったように思います。

神奈川県立入試に与える影響

東京都と比較してみると,神奈川県立高校入試の出題範囲の辺国は,形ばかりのものです。3年生の最後に習うことになっているけれども重要ではない範囲を,申し訳程度に削っているのみです。

これにより,受験対策計画は例年通りこなす必要があります。塾に行っている子,行っていない子,またこの未曽有のできごとへの塾の対応力により,子供の学力に大きな差が出る入試となるかもしれません。

文部科学省から各都道府県の教育委員会に,出題範囲への配慮が求められていましたが,東京都とは異なり,神奈川県は,「そんなんできるかーい!現場のことを知らんと何いいよる」という気持ちをそのまま範囲に表現してしまった形となりました。