共通テスト(英語)を実際解いて分かった難易度と長文対策

大学受験

初の大学入学共通テストが終わりました。
記述問題こそなくなったものの,共通テストの英語は幾分様変わりしました。受験生たちからは,「難しかった」「時間が足りなかった」などのツイートが相次ぎ,各予備校も従来よりも「難」との評価。

実際のところを知りたかったので,今回の共通テスト解いてみました。結果は,1回目を解くのに60分,見直しに10分,あまり10分で,1問間違い。(満点を確信して答え合わせをしたところ,新聞に載っていた共通テストの問題を解いたため字が細かく,老眼のために1問分失点(;^_^A。)

共通テスト(英語)について分かったことを書いてみたいと思います。

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発音・アクセント・文法

センター試験との明らかな違いは,発音・アクセント問題や文法問題がなくなったことです。1問目から長文読解が始まります。細かな文法のルールを問われることもありませんでした。

全問長文読解でした。

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共通テスト・英語長文読解の内容と難易度

内容

第1問

・携帯メールのやり取り

・ファンクラブの会員規約(入会金・メンバーへのさまざまな特典についての情報)添付表あり。

第2問

・バンドフェスの採点と採点者のコメント(添付表あり)

・メールのやり取り

第3問

・宿泊するホテルを検討している人の質問に対する,宿泊経験者の回答(所要時間についての説明)。添付表あり。

・ボランティア募集の記事

第4問

・姉妹校の生徒たちの訪問の計画についてのメールのやり取り(添付表あり)

第5問

・ニュース記事

第6問

・近年のホッケーの安全対策についての説明文

・様々な甘味料についての説明文

となっています。

第1問ー4問までは,表や図などが示されていて,それも見ながら解きます。本文はしっかりと読み,何がテーマとなっているかを把握したら,問題に必要な情報を図や表から読み取ることへの慣れがある程度必要です。

一方,第5問と6問の3つの長文は,第1-4問に比べて長く,いずれも表や図が示されていますが,第1-4問とは異なり,こちらは追加情報ではなく,本文をまとめた図表であるため,いわば要約のような内容となっています。

共通テストの英語長文の難易度

共通テストの長文の難易度ですが,大学入試の中では基礎的な内容と言えます。

扱われている文章の内容や語彙に難解なものはなく,質問文も選択肢も紛らわしいものは一切ありません。難関私大の文型学部入試では,文章の内容が,そもそも日本語で読んでも意味の分からないような難解の文章も珍しくありませんし,正解の根拠がどこにも見たらないような問題も出題されますが,今回の共通テストの英語長文では,すべての正解の根拠となる本文が明確に特定でき,とてもクリアで解きやすい問題ばかりでした。

センターに比べると語数が増えたため,時間がタイトだった受験生は多かったかもしれませんが,時間制限を脇においておけば,難易度は易しめと言えるでしょう。

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共通テストの英語長文対策

共通テストのために,発音・アクセント・細かい文法・難解な単語・熟語の対策は必要なくなりました。

・基本的な語彙(1800語)

・ごく基本的な熟語

・基本の文法(重箱の隅をつつくような問題を解ける必要なし。英語⇒日本語にできる程度の文法の知識で十分。)

つまり,これはどの高校でも小テストや授業で教えてくれていることだと思います。

これに加えて必要なことは,長文読解の訓練だと思います。まったくテーマの違う文章が10も出てくるので,ようやく一つの文章の内容が分かってきた,と思ったらまた別の文章に移らないといけません。一つの文章を精読する練習は学校でも積むと思いますが,それほど長くない,雑多な文章を次々と読んで理解する練習をするとよいでしょう。

今はネットでさまざまな英語に触れることができます。機会をとらえてさまざまな英語のホームページを読んでみるといいかもしれません。今回の共通テストで言えば,特定のホテルについてのQ&Aなどもありました。アマゾンやトリバゴなどの英語の感想を読んでみたり,生の英語に触れることはとても大事だと思いました。

時間制限以外の面では特に難化してはいないように思うので,ともかくたくさんの文章を速く読んで質問の答えを見つけていけるよう,精読だけでなく速読のトレーニングはこれまでにも増して必要になるでしょう。

速読に必要なのは,何と言っても語彙。1秒で意味を言えなければ,覚えたとは言えないので,100語を100秒以内に言えるような語彙の暗記が何よりも先決でしょう。