塾なしで偏差値65の高校に入学したモンの大学受験について,こちらで少し書きました。
ちなみに,モンは高校受験までは塾なしですが,高校2年生からは塾に通っています。2年生では英数のみ,3年生は理科も合わせてほぼフルコースでお世話になっております。
現在,高3の年末。もう共通テストまであと1か月というこの時期のモンの現状を書いてみたいと思います。
モンの通う高校の進学実績はというと,国公立の合格者数は学年の6分の1。そのうち,偏差値60以上の国公立でいうと,学年の1割ほど。
モンは旧帝大ではない国立の工学部(偏差値60)を志望しているのですが,校内のテストでは安定的にクラスで5位以内には入っています。
第一志望校の模試の判定はBが多く,ときどきAまたはC。私大文系志望だった上の子たちで第一志望校の判定Bというのはほとんど見た記憶がないので,よく頑張っていると思います。
模試の傾向として,マーク式がやや弱く,記述式で点数を取り返す形になっています。総合点では合格ラインを超えるため判定はよいのですが,弱い共通テストの対策が急務です。あと一か月,間に合うのか・・・???
模試等から予想される,今共通テストを受けた場合の点数
国語:6割(涙)
数学:8.5割
理科:9割
英語:8割
地理:5割
共通テストまでの1か月間の対策
国語:超が付く理系ですので,現代文に深入りしません。古文は単語のみ暗記しますが,こちらもコスパが悪いため深入りせず。漢文は1か月で仕上げられるので,こちらに注力。
数学:苦手分野の穴をつぶしているところ。年末までに終えて,過去問演習(時間配分を知る)の予定。
理科:仕上がっているので週1の過去問以外時間をかけない。
英語:時間が余るようにはなったが,精度を高める必要がある。答えの根拠を毎回確認する訓練を徹底。
地理:一番遅れているので,ペースを上げてアウトプット。
仕上がり具合にばらつきがあるので,教科ごとに強弱をつけながら残り少ない時間を配分していきます。
理想としては,年末の少し手前で基礎固めを終え,年末から3週間,共通テストの過去問演習。
共通テストの重要性
モンは第一志望校が国立ですから,もちろん共通テストは重要なのですが,それ以外にもいろいろと共通テストを受験するメリットがあります。(正確にいうと,共通テストで高得点を出すメリット,ですが。)
タイのときにも当初は国立志望だったので共通テスト(当時はセンター試験)は大事で,さらにはMARCHをセンター利用で押さえられたので,MARCHの一般受験をまったくする必要がなく,早慶上智のみの受験ですみましたので,受験日程がラクになりました。
タイの場合にもこのように大きなメリットがあったのですが,国立と同じくらい志望していた早慶のセンター利用での合格は不可能だった(慶應はセンター利用なし,早稲田は受験科目違い)ため,その点ではセンターのメリットはありませんでした。
ところが,理系志望のモンの場合,国立とほぼ同じくらい行きたいと思える私立大の共通テストの合格最低ラインがそれほど高くないため,うまくいけば共通テスト利用で,完全滑り止めの大学や,やや滑り止めのMARCHだけでなく,もし受かれば行きたい東京理科大の合格もいただける可能性があるため,共通テストで高得点を出すことはその後の私立受験,さらにはその後の本命の国立受験を楽に戦ううえで非常に重要になってきます。
今週から学校がテスト期間に入り,ここから午前だけの日が続くようです。一気に共通テスト対策を仕上げて勢いをつけてほしいものです。