国立大学の工学部志望のモン。ただいま,共通テストに向けて取り組んでいる真っ最中。
理系だけに,国語,英語でかなり苦労しています。
英語は,じっくり読めばそれなりに得点できるため,記述模試などではそれなりに取れるのですが,大量の問題を制限時間内に解き切らなければならないマーク式がともかく弱い。
まず,解き切れないので,いつも大問1つ~2つ分が残ってしまうということ。
ところが、ひょんなことからある方法を試してみたら、解き終わる共通テストの英語を時間内に解き終えることができるようになりました。さらには、時間が余るように。
共通の英語の所要時間を一日で25分短縮した秘訣を書いてみます。
リスニングとシャドーイングの訓練をしてみた
長文を読むのが遅いという場合,前からどんどん理解していくことができていなくて,英文を行きつ戻りつするために時間がかかる,ということがよくあります。
そんなときは,リスニングを強化することで,前からスムーズに理解する力が強まり,よって長文を読むスピードが速まる,ということがあるため,やってみました。すると、様々なことが分かりました。
まず、リスニング対策はほかの教材を使ってやっており、すでにそれなりにできているため、劇的な結果を出すには、かなり時間がかかりそうでした。
また,一緒に精読するのですが,ちゃんとスラッシュリーディングもできているし,理解もそれほど遅いようではありませんでした。
単語も1秒で意味が言えるようになっているので,語彙の問題でもなさそう。
長文読解を速く読むびっくりの秘訣
リスニングの訓練中に,モンを観察していて気付いたことがありました。
リスニングの訓練の一環として,音読をさせてみたのですが,これがなかなか遅い。遅いといっても,普通の高校生並みだとは思いますが,口の運動が読むスピードに追いついていないレベル。
さらに,その後黙読をさせると,声は出ていないがなぜか唇が絶えず動いている。
「黙読するときもいつも口を動かしているの?」と聞くと,そうだという。
つまり,黙読しているのに,声は出さないながらもすべての言葉を発音するために口を動かしているので,音読の速度でしか黙読ができていないということ。
それで,モンに「口を閉めて黙読してみたら?」と指示し,読んでみたところ,共通テストの英語の所要時間が25分も短縮されました。
長文を読むのが遅い,という悩みはよく聞かれますが,そのうち,大部分ではないにしても一部の人はこの「口を閉じる」作戦で所要時間の大幅短縮が図れる可能性がある,というお話でした。