共通テスト利用で出願した大学の合格発表が続いています。
3年前のこの時期に塾なしで偏差値65ほどの高校に入学したモンのその後を記録します。
共通テスト利用入試の合否
共通テストのみで合否判定を行う,共通テスト利用入試は,特に滑り止めを押さえるのに最適です。
滑り止めの大学の過去問研究に時間を割く必要がありませんし,病気が流行するこの時期にわざわざ遠方の受験会場まで出向く必要もなくなります。
モンも,今朝,私立大学の受験会場に向かっている道中に,共通テスト利用入試の合格を確認し,受験はせずに塾へと向かい,第一志望の国立大学の二次試験の勉強をしています。
また,一般入試の出願の締め切りは共通テストの後となっていることが多いため,共通テストリサーチで高判定が出ていれば一般入試を受けないことを選ぶことができ,共通テスト利用入試の2倍ほどする一般入試代を節約できる,という軽税的な利点まであります。
さて,今回のモン(理系)の結果です:
芝浦工大(2学部):合格
中央大学:不合格
明治大学:不合格
理科大学:合格
これに加え,明日が法政大学の合格発表日ですが,共通テストリサーチでA判定ですので,おそらく合格していると思います。
共通テスト利用合格の秘訣:自分の得手不得手との相性
「え?中央大学と明治大学に落ちて,理科大に受かるの??」
と思われるかもしれません。
理系の受験生ですので,早慶を除けば理科大は最も難易度の高い私立大学の一つです。
MARCHが不合格だったのに理科大に合格した理由。それは,モンとの相性です。
共通テスト利用は,学校によって,また学部によって,どの教科を判断材料とするか,また教科ごとの配点も異なります。
モンは実のところ,完全な理系なため,通常ですと国語が判断材料に含まれている共通テスト利用入試には,非常に弱いはずでした。
そのため,国語を必要としない,あるいは国語の割合が低い学校・学部を選んで出願しました。それが,中央大学と明治大学でした。
ところが。今年は共通テストの数学と化学が大荒れとなったため,得点できるはずだった数学と化学の点数が壊滅的となりました。一方,6割得点した経験のなかった国語がなぜかうまくいき,国語総合で7.5割,現代文だけでは9割弱にも達しました。
そのため,国語が必須で,理科は物理のみで判定する理科大の共通テスト利用入試で奇跡の合格となり,中央,明治は共通テストリサーチでもボーダー+4点,-1点,とギリギリでしたが,玉砕しました。
ちなみに,明治の一般入試の結果も出まして,こちらは合格していました。
出願に30万超・・・!!??
番外編。
今月のクレジットカード引き落とし額がひどく高額だったため明細を確認したところ,大半が受験関係費でした。
今年はダブル受験ですが,なんといっても金食い虫は大学受験生💦
内訳:
共通テスト利用入試受験料:1万7000円×6=約10万円
一般入試受験料:35000円×6=20万円
合計30万円。
共通テスト利用入試でA判定の出ていた2つの大学には出願しなくてすみましたが,B判定でもボーダー近辺であったり,マークミスがないとも言えないため,結局一般入試も5学部受験しました。
まだ入学もしていないのに30万・・・。
毎度のことながらため息が出ます。
出願がネットでできるようになってから,ポチリと指一本でできるようになったため,必要以上に出願してしまうこともあるのではないかと思います💦
受験シーズンのメンタリティーは,普通ではありません(涙)。
そして本日,入学金30万がまた消えていきます。