偏差値65の高校の生徒の大学受験結果

わが家の子供の場合

モンの大学受験が終わってから随分と経ちました。

モンは,塾なしで偏差値65ほどの公立高校に入学し,2年間はほぼまったく勉強せず,最後の1年間だけ,(本人が言うには「本気で」)勉強しました。高3の1年間は,毎日塾に行き,授業を受けるか自習していました。

そんなモンの共通テスト利用方式の大学受験結果については,前回書きました。
偏差値65の高校の生徒の大学受験~共通テスト利用編~

今回は,その後の結果について書いてみたいと思います。

私立大学(理系)一般入試の大学受験結果

東京理科大:工学部(不合格)

東京理科大:理工学部(合格)

明治大学:理工学部(合格)

これらの大学の受験が終わり,中央大学の一般入試に向かう電車の中で明治大学の合格が分かったため,中央大学の入試は棄権しました。

それから数時間後に東京理科大の合格も判明し,ほっと胸をなでおろしたのを覚えています。

その日までは,共通テストもリサーチで合格判定が出ているだけで,ほんとうに自己採点が合っているという確信もないわけですし,一つも本当の合格をいただいているわけではなく,立て続けに来る日も来る日も受験に出かけていましたから,とても辛い,というか,モチベーションを保つのが難しい日々だったように思います。

明治大の一般入試結果の判明が早くて助かりました。

第一志望(国立大学・理系学部)の受験結果

東京理科大の合格をいただいたことで,精神的にはラクに第一志望対策に臨めたようでした。

第一志望としていた国立大学の理系学部は,模試でもほぼB判定で,しかもマーク模試でいつも足を引っ張り,記述で盛り返していたのですが,今回は共通テストが想定よりもよかったため,有利に戦うことができました。

結果,合格。

国立大の二次試験は,今年は苦手なマーク問題がほとんどなく,モンに味方してくれたようです。

特定の教科を捨てなければ,大学受験を楽に戦える

「私大文系」の入試に比べて,国立大学の方が合格しやすい,というのは,タイの大学受験のときにも感じたことでしたが,やはり今回もそうでした。

国立大学の方が確かに受験科目数は多くて対策は大変なのですが,その分,一つの教科の当日のちょっとしたミスで合否が決まるようなことがなく,合否の見込みがつけやすいのです。

共通テストの受験科目が多くて国立を諦めてしまう受験生もいるかもしれませんが,入試の合計点における共通テストの割合が比較的低く,二次試験重視の大学もありますから,高校入学早々に何かの教科を捨ててしまうことはもちろん,最後に諦めることにも慎重であるべきだと思います。

参照☞偏差値65の高校に通う生徒の共通テスト結果