中3の6月に高校入試の過去問を解いてみたら

過去問

まだまだ受験生気分になれない中3のカン。

どこかでやる気スイッチを入れてもらわないと,と機会をうかがっています(母が💦)。

英語の中学の文法の先取り学習が一通り終わったので,かなり前のこの県の公立高校入試の過去問を解かせてみました。その考察について書いてみます。

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中3 6月の過去問の点数

得点は,7割ほどでした。

予想より低かった,というのが正直なところです。

まあ,まだ本番まで半年以上あるのだからいいのですが,文法もほとんど理解していて,時間にも余裕があり,長文の内容もおおむね分かってはいるのですが,それでも7割しか取れない,というのはわたしの勉強になりました。

失点理由について詳しく見てみます。

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英作文

この県の県立高校入試には毎年,英作文が出題されます。

英作文で気を付けなければならないのは,おもに3点です。

文字数

だれでも簡単に守れるけれども守らなかったときの失点が大きいものとして,文字数の指定に従う,ということがあります。

今回の過去問では,「~語程度」という指定だったため,5語少なく書いたカン。これは大幅な減点の対象となります。模試などでは,単語数があまりに足りない場合には,0点となる場合もあります。

「~語以上」と指定されているときはもちろん「~語程度」の場合も,指定されている語数を上回ることが必須です。

このことはカンにもしっかりと言い置きました。ここで5点減点。

条件に従っているか

条件作文の場合,語数以外にも指示に従う必要があります。

今回の場合だと,あるシーンの説明があり,ある人物の発言の返事を英作文するように,という指示がありました。

その流れとまったく関係のないことを書いては失点につながります。

文法,スペルのミス

最後に,文法とスペルの正確さを求められます。ある程度自由に作文できる場合,つづりに自信のない単語や文法を使わないようにします。英作文は減点法での採点と心得て,ミスをしないことを心がける必要があります。

例えば,自分について何か尋ねられても,「本当のこと」を答えようとして文法やつづりのミスをするくらいなら,事実を捏造して正確に英文を書くことの方が入試には重要です。

よくある文法の間違いとしては,

  • 冠詞(名詞にa やtheがついていない)
  • 動詞の形(主語,時制に応じた変化ができていない)
  • 文章として成立していない(主語と動詞が一つずつの文章になっていない)

英作文が苦手な人は,言いたいことを平易な日本語に変換してから,さらに自分の知っている文法と単語で簡潔な英語に訳す訓練をするとよいのではないでしょうか。

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語順整序

選択肢の語句を並べ替えて文章を完成させる問題でも一つ間違えていました。頻出の問題です。

Would you like something cold to drink?

といった,「something+形容詞」の文章は語順整序の頻出問題の一つです。

カンは,先日の模試でも間違え,塾の宿題でも間違え,そのときにかなり説明したつもりでしたが,今回も,形容詞が変わってしまうと,以前間違えたのと同じ形式の問題だということが思い浮かばないらしく,またしても間違えました。

理解している人にとっては,たとえsomethingの後につく形容詞がどんな形容詞でも「同じ問題」として頭に入ってくるのですが,理解していない場合,まったく新しい問題として処理されてしまうようです。

一つの間違えが発覚したときに,その問題自体を解き直すというよりも,間違えの原因となる文法を特定して,ほかにもいくつか文例を挙げて説明することが必要のようです。

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長文読解

得意なはずの長文読解で意外と間違いが頻発しました。

長文の内容は理解しているようです。何が起こっているのか精査してみたいと思います。

空欄補充

長文を読み,その要約文の空欄を補充する問題で失点していました。

よくあることですが,割と本文は必死に読むものの,問題文となる英文の読みが甘い,という事象が起こっているようです。

長文の空欄補充問題では,前後の文章を読んで流れをつかむとともに,空欄を含む文については,空欄のまま和訳して,そこに入る語句の品詞を特定し,どういう語句が当てはまるかを,まず「日本語で」考えます。(慣れれば英語で考えられるようになりますが,まずは日本語で処理すると,適当な日本語が思い浮かぶことがあります。)それを英語に訳すと正解にたどりつく可能性が高まります。

カンの場合,これを怠って,「なんとなく」意味をとらえて,「なんとなく」それらしい単語を入れたようで,解き直させたら正解しました。

内容の正誤を問う問題

長文読解に多いのは,本文の内容に合っているものを選択肢から選ぶ問題です。

ここでありがちなのは,初めの方に出てきた,それらしき選択肢を選んで,後はろくに読まずに先へ進む,という解答方法です。

特に選択肢も英文でそれなりの量があるという場合,問題作成者はできるだけたくさん英文を読ませたいと思っていますから,一番目の選択肢に簡単な正解をもってくるのは極めて稀だ,と書いたら書きすぎでしょうか。でも,わたしが出題者なら,簡単に見抜ける正解を初っ端から出しません。なぜなら,長文読解は,本文だけでなく選択肢の英文も含めて「長文」なのですから,すべての英文を読んで解かせるでしょう。

逆に言うと,最初の方にそれらしき選択肢をもってくるのは,入試の常とう手段です。カンはこれに見事に引っかかっていました。

カンは問題を解くスピードが速いのですが,選択肢すべてをしっかりと読み切っていないことがその一つの理由かもしれません。

そういうわけで,長文読解の選択肢は,正解を一つ選ぶ問題ではなく,すべての選択肢の正誤を見分け,それぞれの根拠となる本文を見つけて確認することが求められます。

よく,本文を一通り読んで,問題を解く際に,遠い目をしている生徒がいます。記憶をたどっているのでしょうが,問題を解くときに見る先は遠くではなく文章です。文章の中から,「証拠」を見つけ出さなければなりません。選択肢が正しいとしても誤っているとしても,根拠を「文章の中から」「目で見て」確認して線を引きます。「記憶の中から」引っ張り出してくる,時には勝手に作り出して来てはいけないのです。

ですから,一つ正解だと思う選択肢が出てきたところで解くのをやめてしまってはいけません。

そうなることを防ぐために,一見正解に見えるけれども細かく見ると実は誤りが含まれている,というような選択肢が見事に準備されているからです。

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入試本番で100点を取るための対策

6月の過去問の得点は7割程度。この県の公立高校入試の英語は100点の取りやすい教科と言われています。

また,今年は教科書改訂により,単語も文法も少しずつ難しくなる可能性もあります。

あと半年で7割を100点までもっていくための計画を次のように立ててみました:

  • 過去問演習
  • 文法
  • 長文
  • 単語(秋以降)

すでに長文対策には手を着けていますが,読めない文章というのはほとんどないので,どちらかというと実戦形式に慣れることが必要のようです。

そこで,1学期の期末テストが終わったら,『全国高校入試問題正解』を始めます。

『全国高校入試問題正解』は,公立高校の上位校(偏差値60以上)の受験生におすすめナンバーワンの受験対策問題集です。

安定的に偏差値60以上で推移している教科については中3夏から毎日ガンガン解くことをおすすめします。

早ければ20県,おそくとも30県くらい解き続けると,公立高校入試の出題傾向が分かってきて,得点が伸びます。(≫参照:高校受験にお勧め!『全国高校入試問題正解』の効果と使い方

今年も発売されましたので,早速取り寄せて受験スイッチを押してみたいと思います。