【高校受験】天王山・夏休みの勉強時間と計画(計画表実物付き)

スケジュール

あっという間に夏休みがやってきます。受験生は夏休みにどのくらいの勉強時間を確保するべきなのでしょうか?夏休みの計画はどのように組み立てればよいのでしょうか?

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偏差値65の受験生の場合

最終的に偏差値70の高校に入学した子供の実際の夏休みの計画を引っ張り出して来ました。

 イベント11:00-12:0013:00-13:3013:30-14:3015:00-16:2016:30-17:2017:30-18:0019:00-20:0020:00-21:0021:30-22:30
  社会(過去問)国語(宿題・漢字・文法)英語(過去問)数学(宿題)理科(過去問)英熟語(2ページ)・英単語(1ページ)暗記ブック暗記ブック解き直し
8月1日(金) 愛知 〇神奈川 〇山形 〇数学演習数学演習 〇
2日(土)A高校説明会説明会 〇福島 歴史1年生歴史2年生 
4日(月) 三重歴史 〇茨城 〇数学演習数学演習 〇
5日(火)B高校一日体験体験数学宿題歴史3年生暗記ブ歴史×
6日(水) 滋賀 〇新潟 〇栃木 〇数学演習数学演習 〇

夏休みの勉強時間

午前中は部活をまだやっていたので,11:00に勉強が始まりました。部活がない人は,もっと早く始められます。

その後,13:00-18:00まで,合計50分間の休憩を間にはさみながら,毎日5教科決まったルーティーンを行います。

夜は,1時間の晩御飯をはさんで,あと3時間。1日の合計勉強時間は7時間40分です。あれ?意外と短かったですね。しかも,表を見ていただくと分かるのですが,この時点でまだ志望校が定まっていなかったため,5校の高校説明会にも行っており,その間は当然勉強は止まりますから,夏休みといっても,部活をまだやっていて志望校が確定していない受験生にとっては,それほど勉強時間が確保できないことが分かると思います。

夏休みの勉強の内容

ご覧のように,18:00までは,国数理社英のルーティーンの時間となっており,内容はほぼすべて過去問となっています。公立高校受験必勝問題集,『全国高校入試問題正解』をともかく解いていました。
≫『全国高校入試問題正解』について,詳しくはこちらから

ただ,国語だけはその効果をあまり感じられなかったため,漢字と文法のみ30分ですませています。

夜の時間帯は,強化する必要のある教科を重点的に勉強しています。
ここの公立高校入試の数学は,平均点が例年40点台という難易度の高い入試であったため,数学の演習に時間を割いていました。また,それと交互に隔日で社会と理科の暗記を繰り返し行っていました。

そして,一日の終わりに「解き直し」の時間を設けていました。これがこのスケジュールの肝かもしれません。その日に解いた4教科の過去問の答え合わせをして,間違えた問題について,暗記物はその場で覚えてしまい,数学や理科の第一分野については解きなおします。1日に終わりにこれを行うことで,次の日に向けて学力アップを図ります。

『全国高校入試問題正解』は解けば解くほど得点が上がっていきます。つまり,間違いが少なくなるため,この一日の最後の「解き直し」が減ってきます。間違いが減ってくると,ますますやる気が増す,という好循環が始まるのです。

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計画の立て方

さて,この計画をだれにでも応用できるか,というとそういうわけにはいきません。
この計画を使った子供は,夏休みが始まる時点で偏差値65以上はすでにあり,ほぼ3年生の学習範囲を学び終えていたため,過去問を解くことができました。また,過去問の解き直しを1時間に設定していますが,それは間違いが少ないからできることで,偏差値60を切る場合には1時間では終わらないでしょうし,もっと時間をかけるべきです。

計画を立てるときには,「現在の自分の状況」を正確に把握し,「目標」を適切に設定し,そのギャップを埋めるために行うことを具体的に特定し,時間ごとに割り振っていくことが必要です。

現在の自分の状況

中3ならばおそらく学校でも実力テストをしていると思いますし,模試を受けている人もいるでしょう。

不得意な教科は何でしょうか?あるいは不得意な分野は?
テストを分析してそれをあぶり出します。

適切な目標設定

自己分析が終わったら,次は目標を定めます。このとき,「適切」な目標を設定することが肝心です。もしかするとここが一番難しいところかもしれません。

無謀な目標を立てると,一日24時間ではとても足りない計画を立てるはめになり,おそらく実行不可能になりますし,達成できなかったときに残念な気持ちになってしまいます。また,達成が目に見えているような目標を立てても意味がありません。

半年後の入試で合格するために,この夏休みの終わりにどうなっていたいかを,できるだけ具体的にイメージして適切な目標を立てて,計画に落とし込みます。

この計画表の子供は7時間の勉強時間で足りましたが,現在の自分と目標がかけはなれていればいるほど,当然勉強時間は長くなりやることも増えますし,まだ復習が完成していなければ過去問よりも復習を優先する必要も出てくるでしょう。

できるだけ具体的な計画を立てる

計画はできるだけ具体的に立てます。例えば過去問をするときに「1日1県ずつ」としたり,問題集を「1日3ページずつ」と書いてしまうと,強靭な意志の持ち主を除いてほとんどの人は,「今日くらいはいいか」「今日はちょっと休もう」となってしまいます。

ですから,何が何でもその日にやるのだということを鮮明にするために,過去問は「福島県」(の過去問),問題集は「p3-p.6]と具体的に書くことがミソです。終わったら,蛍光ペンで消していき,毎日計画を確実に遂行します。

≫夏休みのスケジュールと勉強時間

≫偏差値を10上げるための条件とその方法